SEO

中小企業がSEOで最初にやるべきこと|成果につながる進め方

中小企業がSEOで最初にやるべきこと|成果につながる進め方
「SEO対策をした方がいいのは分かっているけれど、何から手をつければいいのか分からない」——中小企業や個人事業主の方から、私たちが最もよくいただくご相談のひとつです。

SEOは、正しい順番で取り組めば、広告費をかけ続けなくてもお客様が集まり続ける「資産」になります。一方で、順番を間違えると、時間もお金もかけたのに成果が出ない、ということが起こりがちです。この記事では、はじめてSEOに取り組む中小企業が「最初にやるべきこと」を、優先順位の高い順に整理してお伝えします。

■ そもそもSEOとは何のためにやるのか

SEOとは、GoogleやYahoo!で検索したときに、自社のホームページが上位に表示されるようにする施策のことです。ただし、上位表示そのものはゴールではありません。本当のゴールは「検索してきた見込み客に問い合わせ・来店・購入をしてもらうこと」です。

ここを勘違いすると、「アクセスは増えたのに売上は変わらない」という状態に陥ります。SEOは集客の入口にすぎず、その先に成約までの導線が整っていて初めて成果になる、という前提をまず押さえてください。

■ ステップ1:誰の、どんな検索に応えるかを決める

SEOで最初にやるべきは、キーワードを探すことではありません。「自社は誰の、どんな悩みを解決できるのか」を言葉にすることです。

たとえば同じ「税理士事務所」でも、「創業したばかりの個人事業主を助けたい」のか「相続に強みがある」のかで、狙うべき検索キーワードはまったく変わります。

ターゲットが決まったら、その人が実際に検索しそうな言葉を書き出していきます。このとき役立つのが「地域名+業種」「悩み+解決方法」という組み合わせです。「平塚 ホームページ制作 安い」「集客 できない 原因」といった、具体的で切実な検索ほど、問い合わせにつながりやすい傾向があります。

■ ステップ2:ビッグキーワードより「勝てる」キーワードを狙う

はじめてのSEOでやりがちな失敗が、いきなり「ホームページ制作」のような検索数の多いキーワード(ビッグキーワード)を狙ってしまうことです。

こうしたキーワードは大手企業や制作歴の長いサイトがひしめいており、後発の中小企業が上位を取るのは現実的ではありません。数ヶ月がんばっても2ページ目、3ページ目のまま、ということが起こります。

そこで狙いたいのが、複数の言葉を組み合わせた「スモールキーワード」です。検索数は少なくても、競合が弱く、かつ検索意図がはっきりしているため、少ないアクセスでも高い確率で問い合わせにつながります。「平塚 飲食店 ホームページ 集客」のように具体的になるほど、来てほしいお客様に近づきます。

まずはスモールキーワードで上位表示の実績を積み、サイト全体の評価を高めてから、少しずつ大きなキーワードに挑戦する。この順番が、遠回りに見えて最短ルートです。

■ ステップ3:1ページ=1テーマで、ユーザーの疑問に答え切る

キーワードが決まったら、そのキーワードで検索した人が「知りたいこと」に答えるページを作ります。ここで大切なのが「1ページ=1テーマ」という原則です。

あれもこれもと1ページに詰め込むと、検索エンジンにもユーザーにも「何のページか」が伝わりません。1つのキーワードに対して1つのページを用意し、その疑問に最初から最後まで答え切る。これが、検索エンジンに評価される基本の形です。

内容を作るときは、実際にそのキーワードで検索し、今上位に表示されているページを見てみてください。そこに書かれている情報は「最低限そろえるべき内容」です。そのうえで、自社ならではの実例・具体的な数字・現場の視点を足すことで、他社より価値のあるページになります。

■ ステップ4:技術的な土台を整える

どれだけ良い記事を書いても、検索エンジンがそれを正しく読み取れなければ評価されません。次の点は、専門知識がなくても確認・改善できる基本です。

1. スマホで見やすいか
今や検索の多くはスマートフォンからです。スマホで文字が小さすぎたり、崩れて表示されたりしていないかを必ず確認しましょう。

2. ページの表示速度は遅くないか
表示に3秒以上かかると、多くの人は離脱します。画像のサイズを最適化するだけでも改善できます。

3. タイトルと見出しが整理されているか
ページのタイトル(title)と見出し(h1・h2)に、狙ったキーワードが自然に入っているかを確認します。

4. 内部リンクでページ同士がつながっているか
関連するページ同士をリンクでつなぐことで、検索エンジンがサイト全体を理解しやすくなります。

■ ステップ5:計測して、続ける

SEOは「やって終わり」ではありません。Google Search ConsoleやGoogleアナリティクスといった無料ツールを使えば、「どんなキーワードで表示され、クリックされているか」が分かります。

数字を見ると、「思っていたのと違うキーワードで見られている」「あと少しで1ページ目に上がりそうなページがある」といった改善のヒントが必ず見つかります。そこを一つずつ手直ししていくことが、着実に順位を上げる唯一の方法です。

SEOの成果が出るまでには、通常3ヶ月から半年ほどかかります。すぐに結果が出ないからと途中でやめてしまうのが、最ももったいない失敗です。

■ 中小企業がやりがちな3つの失敗

最後に、私たちが現場でよく目にする「もったいない失敗」を3つ挙げておきます。当てはまっていないか、ぜひ確認してみてください。

1. 業者に丸投げして、中身を把握していない
「SEO対策一式おまかせ」で契約したものの、実際に何をされているのか分からない。低品質な被リンクを大量に貼られ、かえって順位を下げられてしまう——こうしたケースは今も後を絶ちません。何をしているのか説明を求め、納得できる相手を選ぶことが大切です。

2. コンテンツを増やせば増やすほど良いと思っている
質の低いページをやみくもに量産すると、サイト全体の評価が下がることがあります。大切なのは数ではなく、一つひとつのページがユーザーの疑問に答え切れているかどうかです。

3. 順位ばかり見て、問い合わせを見ていない
順位はあくまで途中経過の指標です。本当に見るべきは「問い合わせや売上が増えたか」。順位が上がっても成約につながっていなければ、キーワード選定や受け皿ページを見直す必要があります。

■ 自社でやるべきか、外注すべきか

「SEOは自分でやるべきか、プロに頼むべきか」もよくいただく質問です。答えは、「土台の考え方は自社で理解しておき、手が回らない部分を外注する」のがおすすめです。

キーワードの方向性や、自社の強みの言語化は、事業をいちばん理解している経営者ご自身にしかできません。一方で、技術的な改善や記事の作成・分析は、専門的な知識と時間が必要です。丸投げでも自力だけでもなく、二人三脚で進めるのが、中小企業にとって最も現実的で効果の高い形だと私たちは考えています。

■ まとめ

はじめてのSEOで大切なのは、次の順番です。

1. 誰の、どんな検索に応えるかを決める
2. いきなり大きな言葉を狙わず、勝てるキーワードから始める
3. 1ページ1テーマで疑問に答え切る
4. スマホ対応・表示速度など技術的な土台を整える
5. 数字を見ながら、あきらめずに続ける

一つひとつは決して難しいことではありません。ただ、正しい順番で、地道に続けることが何より重要です。「自社の場合、どのキーワードから狙うべきか分からない」という段階からでも、私たちがご一緒に整理します。まずはお気軽にご相談ください。

お気軽にご相談ください

「何から始めればいいかわからない」——そんな段階でも大丈夫です。ヒアリング・ご提案まで無料。まずはお気軽にご相談ください。

Contact

お問い合わせ