
「運動を始めたいけれど、何から手をつければいいのか分からない」。カウンセリングでいちばん多くいただくご相談です。ボディメイクというと、きついトレーニングや厳しい食事制限を思い浮かべる方も多いのですが、実際に身体が変わっていく方に共通しているのは、もっと地味で、もっと続けやすいことの積み重ねでした。
最初に決めるのは「回数」ではなく「続けられるペース」
始めたばかりの時期は、気持ちが乗っているぶん、つい予定を詰め込みたくなります。週4回、毎朝ランニング、間食は一切なし——そう決めた翌週に一度できない日があると、「もう崩れてしまった」と感じて、そのまま離れてしまう。これがいちばん多い挫折のかたちです。
そこでTHANNECTでは、最初のカウンセリングで「週に何回なら、忙しい週でもこなせそうですか」という質問からお聞きしています。週1回で十分です。大切なのは、良い週の最大値ではなく、悪い週でも守れる最低ラインを決めておくことです。
「動ける身体」を先につくると、あとが楽になる
体型を変えたい方ほど、いきなり負荷の高いトレーニングから入りたくなります。ただ、長くデスクワークを続けてきた身体は、肩や股関節が動きにくくなっていることが少なくありません。動きの範囲が狭いまま重い負荷をかけると、狙った部位ではなく、代わりに別の部位が頑張ってしまいます。
そのため、最初の数回はストレッチや姿勢の確認に時間を使います。遠回りに見えますが、動かせる範囲が広がってからトレーニングに入ったほうが、同じ時間でも身体の変化を感じやすくなります。
始めるときに整えたい3つのこと
- 睡眠…寝不足の週は、どんなメニューもきつく感じます。まず睡眠時間を確保することが、いちばん手前の準備です。
- たんぱく質…量を減らすより、必要なものを足す。毎食に一品、卵・魚・肉・大豆製品のいずれかを入れることから始めます。
- 歩く時間…トレーニングのない日に10分だけ歩く。運動の習慣は、この「軽い日」があるほうが途切れにくくなります。
数字は「増減」ではなく「傾き」で見る
体重は、水分や食事のタイミングで1〜2kg動きます。毎日の上下に一喜一憂すると、続けるのがつらくなってしまいます。おすすめは、週に1回、同じ曜日・同じ時間に測ってグラフにすること。前日と比べるのではなく、1か月の傾きを見る。この見方に変えるだけで、気持ちの消耗がかなり減ります。
また、体重だけを指標にすると、筋肉がついて体重が横ばいの時期に「停滞している」と感じてしまいます。ウエストの周囲、姿勢の写真、階段での息切れ——数字以外の変化も一緒に記録しておくと、進んでいることに気づけます。
ひとりで続かないのは、意志の弱さではありません
自己流で挫折した経験がある方から、「自分は意志が弱いので」と言われることがあります。けれど多くの場合、原因は意志ではなく設計です。負荷が高すぎた、目標が遠すぎた、誰も進み具合を見ていなかった。そのどれかです。
THANNECTでは、カウンセリングで現在の体力と生活リズムを確認したうえで、無理のない内容から組み立てていきます。「これならできそう」と思える範囲から始めることが、遠回りに見えていちばんの近道です。まずは体験で、いまの身体の状態を一緒に確認してみてください。
気になることがあれば、カウンセリングでお気軽にご相談ください。
