
「マッサージに行くと楽になるけれど、数日で元に戻ってしまう」。ストレッチ整体のカウンセリングで、いちばん多く聞くお悩みです。戻ってしまう理由は、多くの場合、つらい場所そのものではなく、身体の使い方や姿勢のクセが変わっていないことにあります。
肩がこるのは、肩のせいだけではない
デスクワークで前のめりの姿勢が続くと、頭は体の前に出ていきます。頭は体重の約1割ほどの重さがあり、前に出るほど、首や肩の筋肉はそれを支えるために働き続けることになります。つまり、肩がこっている状態は、肩が「休めていない」状態です。
この場合、肩だけをほぐしても、翌日また同じ姿勢に戻れば、同じ負担がかかります。だからこそ、こわばりをゆるめることと、姿勢そのものを見直すことを、両方セットで進める必要があります。
腰の重さは、股関節の硬さから来ていることがある
腰が張ってつらいという方の身体を確認すると、股関節や太ももの裏が硬くなっていることがよくあります。股関節が動きにくいと、前に屈む・立ち上がるといった動作を、腰で代わりに行うことになります。腰は、本来そこまで大きく動く場所ではありません。負担が集まって、張りや重さとして出てきます。
この場合、腰をほぐすよりも、股関節まわりの動きを取り戻したほうが、結果として腰が軽くなることがあります。
今日から意識できる3つのこと
1. 30分に一度、立つ
正しい姿勢を保ち続けることより、同じ姿勢を続けないことのほうが現実的です。立ち上がって数歩歩くだけでも、固まりかけた筋肉はリセットされます。
2. 画面の高さを上げる
ノートパソコンをそのまま机に置くと、どうしても目線が下がり、頭が前に出ます。台や本を挟んで、画面の上端が目の高さに近づくようにするだけで、首の負担は変わります。
3. 呼吸が浅くなっていないか確認する
猫背の姿勢では、胸が縮んで呼吸が浅くなりがちです。深く吸えないと感じたら、姿勢が縮んでいるサインかもしれません。一度、背中を伸ばして肩を後ろに回してみてください。
「整える」と「鍛える」を組み合わせる
硬くなった部分をゆるめても、それを支える力がなければ、また元の姿勢に戻ってしまいます。反対に、姿勢が崩れたままトレーニングをしても、狙った部位に効きにくくなります。
THANNECTがストレッチ整体とパーソナルトレーニングの両方をご用意しているのは、この2つを行き来しながら進めたほうが、変化が続きやすいと考えているからです。まずは、いまの姿勢と動きの状態を確認することから始めてみてください。
気になることがあれば、カウンセリングでお気軽にご相談ください。
